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Linuxで起動させる
ここでは、Localsolverのインストール及びライセンス取得に関する主要な手順を解説しています。
LocalSolverはC++言語で実装されます。当ソフトウエアはスタンドアロンの実行形式(実行プログラム)、または呼び出し可能なライブラリ(C++、Java)としてご使用頂けます。ダウンロードページに解説されている通りに、ソフトウエアを正常に実行するための必要最小システム構成が満たされていることをご確認ください。
必要システム構成
Linux上で、LocalSolverを使用するための要件は可能な限り簡潔に構築されています。システムとライブラリには、Localsolverが必要とする最小バージョンのみが与えられます。例:「C標準ライブラリ2.3.2」はC標準ライブラリ2.3.2またはこれより上位バージョンが必要なことを意味します。
- アーキテクチャ:x86、x64. 注:x64バージョンは完全な64bit環境を提供致します。
- オペレーティング・システム:libc2.3.2及びlibstdc++6.0.9の全linuxの標準システム
- ネイティブC++ライブラリへの接続:GCC4.2
- Javaライブラリへの接続:J2SEランタイム環境5.0のJava開発キット5.0
インストール
root権限(管理者モード)として自身のコンピュータにLocalSolverをセットアップする必要があります。LocalSolverのインストールは下記の2つのステップで行います。
- アーカイブcalSolver_XXX.runで、管理者モードとしてターミナルを開いてください。
- 下記のコマンド行を実行してください
bash LocalSolver_XXX.run
LocalSolverが自身のまたはoptディレクトリにインストールされます。
ライセンス取得
LocalSolverディレクトリ 内、license.datファイルはLocalSolverの使用法で容量制限されています。(最大で100の意思決定変数及び1000の表現式)商業用ライセンスまたはアカデミックライセンスを取得されている場合、自身のアカウント上で、このlicense.datを利用可能な自身のライセンスファイルと置換する必要があります。1台のコンピュータで1台のみの同時使用が可能なライセンスを購入されている場合は、すでにご利用いただけます。
一台以上のコンピュータ上でトークンの使用が可能なライセンスまたは複数台での使用が可能なライセンスを購入された場合、トークン・サーバーのセットアップ終了後、各クライアント・マシンに下記のようにライセンスを与えます。
トークンサーバーの手順
- 自身のサーバーライセンスファイルで、licence.datファイルを上書きします。(自身のアカウントからダウンロードします。)
- 実行ファイルbin\tokenserver.exe.をスタートさせる
各クライアントマシンの手順
- 自身のライセンスを新しいマシンに追加するため、自身のアカウント上で、手順に従い設定を行ってください。
- セットアップを行うマシンを選択し、トークンサーバーのIPを入力し、ダウンロードボタンをクリックしてください。
- マシンにダウンロードしたライセンスファイルでlicense.datファイルを置換します。
テスト
/opt/localsolver_2_0/examples/toy フォルダ内のターミナルを開き、下記の行を入力してください
$ localsolver toy.lsp lsTimeLimit=1
エラー表示がない場合、localSolverを使用し、最初のモデルを解く準備が完了しました。
特例
クライアントマシンとして、自身のトークンサーバーを使用する場合、単にトークンサーバーファイルをこのマシンのトークンクライアントファイルと結合させてください。
例えば、LICENSE_KEY = <LICENSE KEY OF MACHINE>
CLIENT_KEY = <CLIENT KEY OF MACHINE>